スタートライン -Second☆Season- *甘い生活は、俺様社長と?*
「ねぇ、聞いてる?遼平さん??」
「―――あっ!?悪い悪い……」
そんなことを思い出していた間にも、桃はいろんな話をしていたらしい。
話を聞いてない俺に、桃は不思議そうな表情を浮かべる。
「具合でも悪い…?」
「いや、大丈夫」
俺の隣には、
世界一愛しいヤツ。
もう、思い出さないようにしよう。
俺は、力いっぱい桃を守っていこう。
そう思った瞬間に、
俺の車は目的地へと到着した。
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