スタートライン -Second☆Season- *甘い生活は、俺様社長と?*
お互いの唇と一緒に、密着していた身体も離れる。
「もう…離れないで!
あたしを一人にしないで…!!」
「分かってる。
何があってもお前を守るから。
だから…これを受け取って欲しいんだ」
俺は、身体に隠していたあるものを取り出した。
桃はそれを見て、目を大きく開く。
「これって…」
「覚えてるだろ、桃。
これが何なのかを」
俺はそっと桃の手にそれを乗せた。
それは、
―――俺なりの、永遠の印。
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