スタートライン -Second☆Season- *甘い生活は、俺様社長と?*



「なんか場違いだなあ…」



「俺も。

派手すぎて落ち着かねーし」






いやいや。


あなたの家だって十分派手ですってば。









あたしの目が点になっていると、

遼平さんが笑顔で口を開いた。









「そういうことだから。

着いてくるよな、桃…」



「…………………」






宮殿に気を取られててすっかり忘れてたしっ……!!


もおっ………。










「分かりました、

着いていきます」



「そんじゃ行くぞ」






あたしはまた遼平さんに手を引かれて歩き出した。







.
< 28 / 215 >

この作品をシェア

pagetop