スタートライン -Second☆Season- *甘い生活は、俺様社長と?*
「なんか場違いだなあ…」
「俺も。
派手すぎて落ち着かねーし」
いやいや。
あなたの家だって十分派手ですってば。
あたしの目が点になっていると、
遼平さんが笑顔で口を開いた。
「そういうことだから。
着いてくるよな、桃…」
「…………………」
宮殿に気を取られててすっかり忘れてたしっ……!!
もおっ………。
「分かりました、
着いていきます」
「そんじゃ行くぞ」
あたしはまた遼平さんに手を引かれて歩き出した。
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