スタートライン -Second☆Season- *甘い生活は、俺様社長と?*
「まあ桃さん。
そちらにおかけになって?」
遼平さんのお母様に言われるがままに、あたしはソファーに座った。
遼平さん、
そして、遼平さんのご両親もソファーに座っていく。
あたしの隣には遼平さん、
向かい側にはご両親、
緊張しないはずがない。
もし、付き合いに反対されたらどうしよう。
別れさせられたらどうしよう。
そんな考えが頭を巡り、あたしの心臓が大きく動きはじめたときだった。
「こうやって見ると…
なかなかお似合いよ、遼平に桃さん」
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