スタートライン -Second☆Season- *甘い生活は、俺様社長と?*
慌てて親父とお袋を見る。
「なあ、親父にお袋……。
桃が飲んでたのって…酒だよな?」
俺の鋭い視線に二人とも圧迫されながらも…
「…ちょうど桃さんも高校卒業したんだし、ちょっとはいいと思ったから、シェフに用意させた………」
「許してあげて?遼平??」
いやいや、
許してじゃねーよ!!
知ってるよな!?
酒っていうモンは、成人になってからじゃねーと飲んじゃいけねーんだよ!!
そう法律で決まってるんだよ!!
「桃、俺の部屋に連れて行ってくるわ!!」
「………遼平!!」
お袋の声を無視して、
俺は桃を抱えてダイニングを抜け出した。
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