スタートライン -Second☆Season- *甘い生活は、俺様社長と?*
というか、今―――
「泊めろって言ったよな…?」
『ああ。
今日さ、母さんも俺も忙しくてそっち行ける状態じゃねーからさ』
だから頼む、と言い捨てて、勝手に幸也は電話を切った。
「って、おい!!」
俺の叫びも虚しく、ケータイから聞こえてくるのは、プープーという機械音だけ。
………ま、マジかよ。
俺は、ベッドでスヤスヤと寝ている桃を見た。
こんな無防備に寝やがって…。
今夜、俺の理性持つのかよ……。
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