スタートライン -Second☆Season- *甘い生活は、俺様社長と?*
見たことのない部屋。
周りには誰もいない。
おまけに制服のままだし。
ズキズキする頭を触った瞬間、
部屋のドアが開いた。
「おはよう」
「……遼平さんっ!?」
そこには、トレーを持った遼平さんの姿が。
その表情はとても穏やかだった。
「頭痛むだろ。
これ水だから」
「あ…ありがと………」
あたしは遼平さんの手から、コップを受け取った。
.