スタートライン -Second☆Season- *甘い生活は、俺様社長と?*
「――――――っ…!!!!??」
あたしは口をふさいだ。
それって…
そういうことだよねっ!?
顔がさらに熱くなっていく気がする。
「さて、帰るぞ桃」
「へっ………!?」
「だから、家にだよ。
お前、制服のままだし」
遼平さんは涼しい顔をしたまま、
車の鍵を掴んだ。
なんか……
悔しい。
「遼平さんの…バカ……」
あたしは赤くほてった顔を隠しながら、遼平さんと一緒に部屋を出て行った。
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