スタートライン -Second☆Season- *甘い生活は、俺様社長と？*

素直な態度のあたしを見て、
ひかる君ははい、と紙袋を渡してきた。






「なっ、なにコレ…」



「姉貴からです」






あたしは紙袋の中身を見た。


中には、少し前まで使っていた教科書やノートが。




そっか。


あたし、そういえばひびきに色々貸してたなあ。









「姉貴、仕事みたいなんで、俺が代わりに持ってきました」



「わざわざありがとう、ひかる君」






ひびき、もう仕事始めてるんだ。


昨日卒業したばかりなのに
なんか早いなあ。






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