スタートライン -Second☆Season- *甘い生活は、俺様社長と?*
無事に短大へと着いたあたしは、手続きを済まして入学式の会場へと向かう。
「うわ………」
短大の講堂は、高校のものとは比べものにならないくらいに豪華だった。
ついついその風景に見入っていると、後ろから誰かがぶつかってきた。
―――ドン…!!
「うわあっ………!!」
慣れないヒールを履いているあたしは、よろけてこけそうになった。
咄嗟に目をつむる。
だけど……
「すいません、大丈夫ですか…?」
あたしはぶつかってきた人に手を掴まれていて、こけることはなかった。
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