イケメン先輩の恋愛事情
咲夜さん・・・じゃなかった・・・。
ホッとしたような、だけどがっかりしたような複雑な気持ち。
私の目の前に座っているのが、春樹(ハルキ)さん。
それから斜め前、愛美の前にいるのが篤史(アツシ)さん。
それぞれ自己紹介をして少しずつ打ち解けた。
「2人とも背格好とかすごい似てるのに、性格全然違うね~」
と、私たちを交互に見ながら篤史さん。
「そぉ~ですかぁ~?」
ノリノリな愛美。
春樹さんも篤史さんも、イケメンだと思う。
だけどね、やっぱり咲夜さんには叶わない。
それと、前回記憶が無くなってしまったしセーブしながら飲んでいる私。
どうしても気持ちが乗らない。