執事が見つけたお嬢様


「夏奈子とは付き合ってない。まぁ体の相性は確めたことは………」



「……普通体の相性を確めた時点で付き合ってるようなもんなのに」




深美さんが歩きだしたので私も深美さんの後を追った




「まぁ……これで夏奈子も新しい彼氏とか出来るじゃん」



「いや〜分かんないよ、もしかしたら男性不振になるかも」



少し意地悪なことを言ってみた

深美さんはもしかしたら女性の敵かも知れないし



「あの頃は若かったし、今は好きな人とかしない」



「………ふ〜ん出来るといいね」




公園を出た後深美さんと二人でスーパーに寄った




深美さん、……好きな人いるの?




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