執事が見つけたお嬢様
そんな会話をしていたある日
事件は起きた
「辞めさせて下さい」
執事たちが俺に辞表を提出してきた
「集団?」
「もう深美さんのもとで働けません!!」
それならに信頼していた執事までいた
さすがに落ち込み――
さすがに執事としてのやる気が一切起きなかった
1週間部屋の中で引きこもった
そして
「蒼衣、しばらくは執事休業してら?」
翼様にまでも
「あと蒼衣だからこそ話せることなんだけどお姉さんに不幸なことがあったらしいから……様子見てきてよ」
3ヶ月、宮内東沙の行動を観察していた
そして
「蒼衣にお願いがあるんだ
執事業をヤル気になるまでお姉さんといてよ
ヤル気になったら
また宮内家に戻ってきて」