桃色アルバム~その先の光~ Part2
懐かしく、響く声。
ぽろぽろと上野の頬に涙がこぼれた。
―俺を、待っていてくれてる・・?
そのとき、薄暗い中に何かの塊がういているのが見えた。
「・・・千羽鶴・・?」
両手で、おそるおそる触ってみる。
頭の中に、さまざまな光景が浮かんできた。
さとことゆりかが作った菓子。
クマが特にひどい間宮の顔・・・
そして、朝方まで眠い目をこすって作っている千羽鶴・・・・・
―俺も、がんばらなきゃな・・?
そのとき、目の前に一筋の光が上野を照らした。
少年は迷うことなく、光に飛び込んでいった・・・
ぽろぽろと上野の頬に涙がこぼれた。
―俺を、待っていてくれてる・・?
そのとき、薄暗い中に何かの塊がういているのが見えた。
「・・・千羽鶴・・?」
両手で、おそるおそる触ってみる。
頭の中に、さまざまな光景が浮かんできた。
さとことゆりかが作った菓子。
クマが特にひどい間宮の顔・・・
そして、朝方まで眠い目をこすって作っている千羽鶴・・・・・
―俺も、がんばらなきゃな・・?
そのとき、目の前に一筋の光が上野を照らした。
少年は迷うことなく、光に飛び込んでいった・・・