サクラ、咲く
戦闘に関係ないし…。



でも男2人はやる気満々だし…私の入る隙間もないね…。



秀平は滝に当たるため、服を脱ぎ始めていた。



…結構鍛えられてるのか、筋肉が程良くついている。



お父様も気になったのか、「結構良い体してるね」と、変態っぽいことを言っていた。



「秀平、大丈夫?」



「……うん」



ーぞく……っ



秀平の顔が怖かった。



なんだか冷たく見えた。



…気のせいだろうか。



あ…でも、お父様と普通に喋ってるし…気のせいか。



「夕、来るか?」と、お父様が肩を叩いてきた。



でも…私は行かなきゃならないところがある。



「ごめん、秀平。私、行かなきゃならないところがある。」

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