サクラ、咲く

毎日を幸せに…なんて言ってられない、江戸時代。



私、織衣 夕は幕府軍の姫として丁重に扱われていた。



みんな私のことを「姫」と呼ぶ。



名前を忘れたみたいに。



私はそんな些細なことがすごく気になっていた。































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