myself...
自分

午前7時。

ベッドの上に座り、制服とカレンダーを交互に見る。


「今日から高校生かぁ‥」


"中学校だったら、もうちょっと遅く起きても大丈夫なのになぁ(´A`)"なんて、思いつつ。


「彩菜~!!起きなさ~い!!」

お母さんの声。

「もう起きてる~!!」


いつもなら、仕事で既に
いない母ちゃん。
今日は、入学式だから
お仕事はお休み。


自分の部屋から出る。
私の前を通る父ちゃん。


お父さんを、寝ぼけ眼で追う。
お父さんが向かう先は…
あっΣ(´□`!)
やばい!
あたしが先に行かなくちゃ、洗面台が髭だらけに!!泣


「あっ、父ちゃん!!
あたし、今から顔洗いたいの~!!」

「父ちゃんの髭剃りが先だ!☆」

「やだやだやだー!!父ちゃんが髭剃った後、絶対、髭落ちてるんだもん!!」

「別にいいだろー(-ε-)」

「よくない!よくない!
だって、顔あらってスッキリしたと思ったら、黒い髭がちょこちょこあるんだよ!?
普通見たくないでしょ!?」

「じゃあ、拭けばいいべやー(´ε`)」

「父ちゃんがやってよ!!」

「え~!」


「いちいち喧嘩しなくていいから!早く仕度しなきゃ間に合わなくなるでしょ!!」

母ちゃんの怒鳴り声。
もう、めちゃくちゃ。笑


うちはいっつもこんな感じです。


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