幸せな夢。
拓は私の頭を優しく撫でた。
拓の大きな掌は、私の事をいつも優しく包んでくれる。
そして、強くて、私を守ってくれるんだ。



「拓はいつも私の事守ってくれるのに、私は何もしてあげられてない」
「何もしなくてええ。お前は俺の隣で笑ってれば十分や」
「うん、拓の隣にいるよ」
「さて、これからが勝負やで」
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