恋しちゃった
憲兄がご飯を食べ終わりリビングを出ていった。


『ハンカチしらねぇ―?』


『………』

亮兄は黙々とご飯を食べた。



『タンス――。』

ま-チャンが答えた。


『あった!!』

ハンカチをポケットに入れ、上着をとり早々と靴をはいて出勤していった。


『行ってきます。』


『はぁ―ぃ。頑張って!』



『ごちっ!!』


『遅れるよ。』

亮兄は急いでるふりをしながら自分の部屋に戻っていった。

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