秘密の味
ピタリと止まったのはその空間も一緒に


「ありさちゃん」


「……」


私は前を向けなかった

「有…いいって言ったよ…。」

「はい…」

「昨日…忘れてないよね?」


「はい」


忘れるわけない

『邪魔…しないで』

忘れるわけない
< 135 / 196 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop