秘密の味
私はクルリと里沙さんの前に立った


「解ってますよ」


「そう…じやぁまたね」


里沙さんも私が強きだと分かって…

お互い目をそらさなかった


トコトコと振り向きもしないで教室に戻る里沙さん


私は

笑った
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