秘密の味
コンコン
「なに…お母さん?」
ドアをノックされる
私はお母さんだと思った
「ありさ…」
なのに
忘れたいと思う瞬間意地悪で
「嫌……」
耳を塞ぐ
聞きたくない声が
たった一枚の板ごしに
聞こえてくる
「ありさ?体調わるいの?」
「………」
「ありさ…開けるよ?」
ヤダ…!!
やめて
「なに…お母さん?」
ドアをノックされる
私はお母さんだと思った
「ありさ…」
なのに
忘れたいと思う瞬間意地悪で
「嫌……」
耳を塞ぐ
聞きたくない声が
たった一枚の板ごしに
聞こえてくる
「ありさ?体調わるいの?」
「………」
「ありさ…開けるよ?」
ヤダ…!!
やめて