秘密の味
ジャングルジムのところで捕まった…


「お兄ちゃん…!わた…私…」


息を整えるのも
困難な状況の中


お兄ちゃんは息もあがらず私をおいつめた


「俺はね…」


困り果てた私の目をみながらお兄ちゃんは話す


「ありさが大好きなんだ…解る??」


「や…だ…」


「ずーっと…ありさだけ見てたよ??」


聞きたくない


神様…


助けて下さい…
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