秘密の味
「だよね……」


「まぁお兄ちゃんありさが心配なんじゃない??」


心配…?
違う…

あれは私を
妹とは見てない


「お兄ちゃんから……解放されたい……私」


思わず口にでた

「そんなに?」


真美は
不思議そうに聞く


「うん…一人になりたい」


「私は…」


急に真美が寝ていた体制から体をおこした


そして…


「その辺の男より…お兄ちゃんがいいかな」


「え!!」


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