ミミミミッッ!
二の話・『次の日にネコミミ少女が服を着て、オマケに日本語話してた』
いきなりの事で僕の思考が停止する。
読者の人も想像してほしい…。
朝に起きて布団を捲ると頭からネコミミを生やした裸の女の子が居ることを…しかも女の子のネコミミは付け耳ではなくピクピクと動く本物の耳なのだ…。
「ミィ~」
涼しげで、上品な、けれどもおっとりとした鳴き声と共に僕は現実に引き戻される。
ネコミミ少女が身じろぎをし布団が落ちる。
それと同時にネコミミ少女の全身が露(あらわ)になる。
まず目に付くのは手入れの行き届いた腰まで伸びた青みがかった灰色の長髪、そしてその先腰の辺りから生え右に左にと忙しく動く髪の毛と同じ色の尻尾。
頭からは髪と同色で楔型の真っ直ぐ立ったカップ型の耳。
丸みを帯た顔にはアーモンド形のグリーンの瞳。
アビシニアンをそのまま人にした感じのその少女は首を傾げる様な仕草をすると身を乗り出し僕の顔に自分の顔を近付ける。
フワッと良い匂いが鼻を刺激し、そして
“ガチャリ”
っと部屋の扉が開き妹の岬が僕の部屋へと入って来る。
「お兄ぃちゃん…レナちゃん知らない?」
マズイ、この状態は非常にマズイ。この状態を岬にどう説明したら良いのだろう…。
っと言うか頭が混乱していて説明のしようが無い。
「ああ、いた、いた…」
読者の人も想像してほしい…。
朝に起きて布団を捲ると頭からネコミミを生やした裸の女の子が居ることを…しかも女の子のネコミミは付け耳ではなくピクピクと動く本物の耳なのだ…。
「ミィ~」
涼しげで、上品な、けれどもおっとりとした鳴き声と共に僕は現実に引き戻される。
ネコミミ少女が身じろぎをし布団が落ちる。
それと同時にネコミミ少女の全身が露(あらわ)になる。
まず目に付くのは手入れの行き届いた腰まで伸びた青みがかった灰色の長髪、そしてその先腰の辺りから生え右に左にと忙しく動く髪の毛と同じ色の尻尾。
頭からは髪と同色で楔型の真っ直ぐ立ったカップ型の耳。
丸みを帯た顔にはアーモンド形のグリーンの瞳。
アビシニアンをそのまま人にした感じのその少女は首を傾げる様な仕草をすると身を乗り出し僕の顔に自分の顔を近付ける。
フワッと良い匂いが鼻を刺激し、そして
“ガチャリ”
っと部屋の扉が開き妹の岬が僕の部屋へと入って来る。
「お兄ぃちゃん…レナちゃん知らない?」
マズイ、この状態は非常にマズイ。この状態を岬にどう説明したら良いのだろう…。
っと言うか頭が混乱していて説明のしようが無い。
「ああ、いた、いた…」