天使と悪魔
「そ、んなことないよ…」

声をだすのもやっとなユーリでしたが、その男の子とのお別れの時間は近づいてきました。

「ユーリ。あえて嬉しかった。またいつか、あえたらいいね。

さぁ、速く帰らないとと危ないよ。」

悪魔の男の子は、ユーリの背中を押しました。


「ねぇ、あなたのお名前は?」

「俺は…ビートって言うんだ。じゃあな。」

そう言って、ビートは去っていきました。


ユーリも、大天使様のおうちへ急いで帰ります。
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