危険な彼とあたしの10日間の同居生活
自分の家に行くと、玄関に靴があった。


えっ?
何で?知らない人の靴があるの?

不思議に思ったあたしは叫んだ。

「誰かいるんですかーーー?」

すると、同じ中学校だった一ノ瀬逞が出てきた


「あれっ、桜井!何でいるんだ?」

じゃあ、何であんたがいるんだ?

「ここ、あたしの家だもん。一ノ瀬こそ何でいるわけ?」

「杏子さんに頼まれたんだけど、って桜井って杏子さんの娘だっけ」

杏子とはあたしのお母さんのこと

「そうなんだ。ってかあたしと一ノ瀬が一緒に住むってこと?」

「そうっぽいな。まぁ、これからよろしくな!でも10日間だけど」


最悪だ夢の一人暮らしが一瞬にして消えた。

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