桜雪の空に
結局俺は

学校を2日休んだ

2日ぶりの学校で

みんなに笑われた。

お前が風邪とかありえねえ。


席に座ると

なのはが

『具合、もういいの?』

と聞いてきた。


俺はなのはの目を見れなかった。

『ごめん…わたしのせいだよね』


違うよ。

なのはは何も悪くない。


そう伝えたいのに

声が出ない。


『ごめん…』


やっと出た俺の声は

周りの騒つきにかき消されるくらいの

小さな声。



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