桜雪の空に
兄貴は俺に気をつかってか

なのはがうちへ来たりするようことはなかったけど


考えると辛くなりそうだったので

俺は必ず休みの日は

何か予定を入れて出かけるようにしていた。

映画に行ったり

買い物に行ったり

友達を家に呼んだり


結局のところ

俺の頭は

いとも簡単に

なのはを思い出してしまうのだけど

少しずつ

少しずつ

事実は受けとめていかなければならない。
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