Cold Phantom [前編]
※※

夜の10時半頃。
明日の予習も程々に終わり私は明日の早い朝練の事を踏まえて就寝しようとしていたその時、ふとカレンダーを見た。
「あっ…」
思わず声をあげる。
次の日数にマーカーで丸がされていた。
「そっか…もうそんなに立つのか。」
私はそう呟くと明日の準備を始める。
小さなため息をつく、明日の事を考えると憂鬱になる。
「生活のため、だよね。」
私は自分自身にそう言い聞かせた。
こんな生活、本当は嫌なんだけど…。
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