Cold Phantom [前編]
「私が見ててもそうだったけど、犬塚さんも間違いないって言ってたし。後、何よりも和樹も言ってたのが大きいと思うわ。」
「そっか、なら間違いないね。」
美咲は小さい笑みを浮かべた。
美咲が言いたい事が何となく分かった。
「それにしても美咲も変わってるわね。」
「何が?」
「あれもこれも祥子のためなんでしょう?こう言う事は普通、自分のためにやらないかしら?」
私はそう言って美咲に言うと、美咲は少し照れながら返事をした。
「放っておけないってのも確かにあるけどね…それ以上に祥子に恩返ししたくてさ。」
「恩返し?」
私はそう聞き返した。
「私と祥子が出会ったのは中学2年生の頃だったんだけど。私はその頃から音楽が好きだったんだ。今とは方向性が違うけどね。」
「吹奏楽じゃないって事?」
「うん。昔はギターをやっててね、中学生のくせにいっちょまえにストリートミュージシャンとかやってたんだ。」
「そっか、なら間違いないね。」
美咲は小さい笑みを浮かべた。
美咲が言いたい事が何となく分かった。
「それにしても美咲も変わってるわね。」
「何が?」
「あれもこれも祥子のためなんでしょう?こう言う事は普通、自分のためにやらないかしら?」
私はそう言って美咲に言うと、美咲は少し照れながら返事をした。
「放っておけないってのも確かにあるけどね…それ以上に祥子に恩返ししたくてさ。」
「恩返し?」
私はそう聞き返した。
「私と祥子が出会ったのは中学2年生の頃だったんだけど。私はその頃から音楽が好きだったんだ。今とは方向性が違うけどね。」
「吹奏楽じゃないって事?」
「うん。昔はギターをやっててね、中学生のくせにいっちょまえにストリートミュージシャンとかやってたんだ。」