Cold Phantom [前編]
「ほらっ、ヒロもこう言ってる事だし、私はお化け屋敷苦手だし、ね。」
「…うん、そうだね。」
祥子先輩は小さく納得した。
「それじゃ、私はみーちゃんと…。」
「それは駄目。」
「え?」
祥子先輩はみーちゃん先輩の即答の一言に驚いていた。
「祥子、私と組んだら男衆が可哀想だと思わない?」
「あ、それもそうだね。」
言いながらまた納得する祥子先輩は俺に視線を向けた。
「それじゃ、私はヒロ君と一緒に回る事にするよ。ここに来るときも案内してくれるって「言ってたしね。」
「え?ヒロ、そんな事言ったの?」
「あ、いやその…。」
「なんだ、猿も意外に隅に置けないな。姫ちゃん口説くなんて大したもんだ。」
「口説くってそんなっ…!?」
「はい、それじゃ決まりねぇ。」
みーちゃん先輩が止めとばかりに最後の一言を言った。
何だかんだであっと言う間に二人組が出来上がった。
「みーちゃんと湯川君の組み合わせは相変わらずだから見てて安心するね。」
祥子先輩は暢気にそんな事を言っていた。
「…うん、そうだね。」
祥子先輩は小さく納得した。
「それじゃ、私はみーちゃんと…。」
「それは駄目。」
「え?」
祥子先輩はみーちゃん先輩の即答の一言に驚いていた。
「祥子、私と組んだら男衆が可哀想だと思わない?」
「あ、それもそうだね。」
言いながらまた納得する祥子先輩は俺に視線を向けた。
「それじゃ、私はヒロ君と一緒に回る事にするよ。ここに来るときも案内してくれるって「言ってたしね。」
「え?ヒロ、そんな事言ったの?」
「あ、いやその…。」
「なんだ、猿も意外に隅に置けないな。姫ちゃん口説くなんて大したもんだ。」
「口説くってそんなっ…!?」
「はい、それじゃ決まりねぇ。」
みーちゃん先輩が止めとばかりに最後の一言を言った。
何だかんだであっと言う間に二人組が出来上がった。
「みーちゃんと湯川君の組み合わせは相変わらずだから見てて安心するね。」
祥子先輩は暢気にそんな事を言っていた。