君のNo.１ ～二人の距離～

事件

決心をしたあたしは

教室に戻ると

真っ直ぐ恵梨と皐のもとへ向かった


「話があるの。今日放課後屋上で待ってるからきてほしい。」

恵梨は「わかった」と言ってくれたけど

皐は何も言ってくれなかった

自分の席に戻り座った

相当緊張していたのか

あたしの手は震えていた