君のNo.1 ~二人の距離~


「あたし意地になってた。自分は皐達にとって、大事な存在じゃないのかもって思って…。」


「そんな事ないよ!大事に決まってるじゃん…。愛花はあたしの大切な人だよ…。」


皐は泣きながら言ってくれた

あまり泣かない恵梨の目からも

涙が流れていた


「そうだよ…。私にとっても愛花は大切な人だよ。私達何があっても愛花の事大好きだから。」


恵梨の隣で皐も頷いていた


「ありがとう。あたしも皐と恵梨の事大好き。」


二人がこんなに

あたしの事を思ってくれてるのに

疑ったあたしがバカだった


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