君のNo.1 ~二人の距離~


「夏休みみんなで泊まりに行った時、夜に凉司と散歩に行ったの。そしたら急に…必死に抵抗したけどダメで。諦めかけた時聖来君が助けてくれたの。」


恵梨と皐は目に涙を浮かべながら

あたしを抱きしめてくれた


「気づいてあげられなくてごめんね。話してくれてありがとう。」


恵梨と皐は何も悪くないの

あたしが信じきれなかったのがいけないの

二人が受け止めてくれないはずがないのに


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