君のNo.1 ~二人の距離~


二人で手分けして

学校中を探し回った

だけど見つからないまま

ホームルーム開始の時間になってしまった

教室にはやっぱり聖来君の姿はない

あたしの不安は増すばかりだった

ホームルームが終わると

恵梨があたしのとこに来た


「大丈夫だよ!また一緒に探すから。」


大丈夫 大丈夫と

自分に何度も言い聞かせたけど

あたしの不安が消える事は無かった


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