君のNo.1 ~二人の距離~
あたしが来てる事を知らない聖来君は
あたしの姿を見つけると驚いていた
「何で愛花が…。」
「あたしが呼んだのよ。二人で話しなさい。」
そう言うと絢さんはお店の奥へと行った
軽く沈黙が流れた
聖来君はあたしと離れた場所に座った
「聖来君、探したんだよ。どうしたの?」
聖来君は何も答えない
「携帯繋がらないし、学校にも来ないから心配した。会えて良かった。」
あたしがどんなに話しかけても
反応はなく
目も合わせてくれなかった