君のNo.1 ~二人の距離~


「あたしの事嫌い?」


「あぁ、嫌いだよ…。」


「あたしの目を見て言って。じゃないと信じない。」


聖来君の目が泳いだ


やっぱり嘘ついてる


「もういいよ。わかってるから。」


あたしは聖来君の事を

責めるつもりは無かった

そっと近づき聖来君の腕に

触れようとした時だった


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