君のNo.1 ~二人の距離~


お店に一人取り残されたあたしは

膝から崩れ落ちた

聖来君の本心じゃないって

頭では思っていても

気持ちがついてこない

あたしの心が泣いていた

聖来君の言葉が嘘でも悲しかった

気持ちを整理しようとすればする程

呼吸は乱れ

あたしは悲しみの海に

溺れていった


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