君のNo.1 ~二人の距離~


息が出来なくて

死んでしまいそうなくらい苦しくても

もう聖来君は助けてくれない


「愛花ちゃん!どうしたの!?」


様子をうかがいにきた絢さんが

あたしの異変に気づいて駆け寄ってきた

過呼吸を起こしているとすぐにわかり

キッチンから袋を持ってきて

あたしの口に当ててくれた


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