わがままな貴方に恋をして

「あのね…」
「うん。」


うっ、なんかすごく不安だ。美和ちゃんとケンカなんかしたくない。

「真奈大丈夫？顔、青いよ。やっぱり今日は」

私の顔美和ちゃんにわかるほどだったかな？

「大丈夫だよ。続けて」


全然聞いてないのに明日とかにされたらイヤ!!

「あのね。あたしと淳付き合ってたの」
「へっ!？付き合ってた！?」

付き合ってたって過去ですかぃ?

「うん。それでね、あたしから振ったんだけどそのときに淳が【お前の人生メチャクチャにしてやる】っていってきたの」


ﾝっと、普通そんなこといわないよね?美和ちゃんそんなヒドい振りかたしたの?

「違う！淳は振られるのがいやだっただけ！」
「えっ！」

美和ちゃんってｴｽﾊﾟｰだったりする？

「違う！声にでてた！」
「嘘！ごめんよ！」
「別にきにしてないよ。誤解される話してるわけだしさ。」
「で、美和ちゃんは淳くんが仕返しのために私と付き合ってるっていいたいの?でも、そんなことするような人には見えなぁ。」
「あたしも始めはきにしてなかったの。けどその後に付き合った彼氏とすぐ別れたの」
「それが淳くんと。」