わがままな貴方に恋をして

***




「真奈じゃあね。」
「あっ、ありがとうございました。奢ってもらったのにわざわざ送ってもらってしまって。」
「いいのいいの♪これで俺が真奈の家わかったんだからさ☆」


あっ、そうでしたか。


「真奈は考えてることが全部顔にでてるよ。」
「えっ!!本当ですか!?」
「ホント♪」
「きっ、気よつけます!!」
「クスクス。頑張ってちょうだい。」


ン?私今笑われるようなこといった?


「気にしないで。じゃあ、俺は明日も仕事なんでかえります。」
「えっ!!」
「なにかきたいしてた?」
「違います!」


いや、キスぐらいはあるのかなと思いましたが、まだ付き合って1日目なんだよね


「そっかー残念」


残念といいつつニヤニヤ笑ってるし‥。


「おやすみなさい。」
「おやすみ」


淳さんは手をふりながら帰っていった。



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