【初作】先輩と私
探し物
次の日
私は、学校中を駆け巡って
"彼"
を探した…。
ただ…、
一目見たくて…、
空想の世界で恋している"彼"を…、
メールの前に一目見たくて…。
私は必死で探し続けた。
朝も昼も放課後も…。
でも、見つからない…。
私は、門の前で待ち伏せすることにした。
私が立っているとみんなジロジロ見てくる。
普段一緒に居る、
取り巻きなしで私が立っているなど
みんなからは有り得ないことなのだろう。
だからってジロジロ見られても困る…。
でも、これも原先輩のための我慢!!!
そう決めて、踏ん張った。
その時…