【初作】先輩と私
毎日の日課になったね。
君との屋上デート。
毎日が幸せで、この幸せがずっと、ず―っと続けばいいなって。
心からそぅ思った。
―ある日の昼休み―
「紗耶香ちゃん!!!
は、原先輩が!!」
クラスの女子が騒ぎだした。
「雪矢先輩??
どぅしたんですかぁ??」
突然の訪問に、喜び、そして驚いた。
今まで、何度も逢っていたけど
"お互いの教室の行き来"
なんて1度だって無かった。
「逢いにきた。
話したいことがある。」
いつもと違って…、低い大人の声で私にはなしかけてくる雪矢先輩。
「はい。」