俺様主のいいなり生活。







『………おはよう。杏、湊』


『おはよう』



奏斗さんと茜さんが起きて来た。






本当に最後って感じがした。







『薫。何時にくるんだ?』

『ん?ん〜…一時くらいじゃない?』


『そっか……じゃあまだベタベタ出来るな。杏』


湊の手が私の頭をなぜる。


湊の笑顔に無理があることを、この部屋にいた誰もがわかっていた。











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