「左手の約束」
第十章 「公衆電話の思い出」



とうとう

陽菜への想いが

セーブ出来なくなって

しまった俺は、

中年の身でありながら

年甲斐もなく高校生に




告白をする事にした。




37歳の今になると

いざ告白するとなると

予想以上に恥ずかしく

しかも

携帯のアドレス帳の




(陽菜)の名前を


探しているだけで

動悸が









始まってしまった・・・。



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