僕にキが訪れる
誰にも干渉されず、静かに生きていく。

これ以上ないくらいの平穏だろう。

まぁ、なってみないとどうなるかはわからないが。


「さて、と」


一通り関節を動かした後で僕は居間へと向かった。

既に両親は働きに出ている。

僕は朝食をとった後で、客人を迎える為に新しく作る麦茶のパックを探した。
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