僕にキが訪れる
そんな彼女とのやり取りは、つまらなくは、なかった。


まぁ、これも後少しの時間を潰すのにちょうどいい暇潰しだ、なんて。

そんな風に言い訳して、僕は委員長との毎日を消化し続けていた。




勿論その間も体の中に居座るタネは、ゆっくり、ゆっくり、成長を続けていた。



< 60 / 206 >

この作品をシェア

pagetop