小さな恋の物語
部活が大好きと言うより、野球が大好きな絢太にとっては、部活を休むなんて事があり得なかった。
だから部活を休んだ時は本当に体調が悪いときくらいだ。
しかも、いつもはヘラヘラしてる絢太でも、部活の時は驚くほど真面目でそんなギャップが女子には人気があったりする。
「...じゃぁ午後からにするよ」
部活への熱は、誠も知っていたため、これ以上食いつきはしなかった。
「明日迎え行くよ。時間は後で連絡する。」
「ぉう」