あなたに会いたくて
ゆっくりとドアを開けるから、またイラッとして待ちきれずに、ドアを蹴った

椿を見ると、怯えた顔をして尻餅をついた

俺は、椿を睨んだ

椿は、ガクガク震えながら顔を真っ青にして

「いやぁぁぁああ!!」

叫んだ

俺は慌てた

本当に慌てた

だって、いきなり叫ぶんだから

うるさいくらい
< 55 / 75 >

この作品をシェア

pagetop